意識：世界の見え方は編集できる

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意識

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僕が「本質」を感じる瞬間というのは
“自分の認識の枠組みが変わった”と気づく瞬間だ。

今までの思考の回路ではたどり着けなかった角度から
世界が見えるようになった時──

それが一番おもしろい。

僕はよく言う。

答えは一つじゃない、と。

西洋の論理で考えると、こうなる。
仏教の認識論で考えると、こうなる。
科学で考えると、また違う。

でも、この３つが矛盾せずに
１つの面の違う側からの「切り出し」だと感じた瞬間

「理解が跳ねる」体験が生まれる。

意識は固定された物体じゃない。
可変であり、チューニングできる。

僕はその「チューニング性」こそが
人生の手触りそのものなんじゃないか、と思っている。

意識が変わると、世界が変わる。

事実ではなく、認識が世界を作る。

この“世界を変える力”は
誰にでもある、持ち運び可能な道具だ。

僕は、それを自分にも他者にも使えるようにしたい。